開聞山麓香料園 芳樟ガーデン / 芳樟について【日本で最初のハーブ農園・指宿・開聞岳・ドライブ・観光地】


芳樟について


芳樟全景芳樟(ほうしょう)

Cinnamomum camphora (L) Presl var nominale Hayata subvar hosho Hatushima

または Cinnamomum camphora subsp. formosana var. occidentalis. subvar. linaloola

クスノキ科の高木でクスノキの亜変種。天然分布は台湾の北部・中部及び東部がもっとも多く、他に中国南部にもいくらか生育しています。

日本に生育している樟は「樟脳」が採れますが、芳樟は樟脳がほとんど含まれず、主成分はリナロールです。戦後、曽田香料が台湾から種子を持ち帰り、鹿児島・開聞町で増産を開始、最盛期には年間3トンの精油を抽出しました。日本に自生するものは、すべて樟脳を含むクスノキです。




芳樟実明治時代、台湾では樟脳の採れない芳樟は「臭樟(しゅうしょう)」と呼ばれ敬遠されていました。

しかし明治の末期、この木から「リナロール」が採れることがわかり「芳樟」に改称され、天然香料の供給源として盛んに栽培されるようになりました。当時リナロールは高級化粧品にはなくてはならない香料でした。

(学名に関してはいくつかあり、現在でも一定していない)




芳樟(葉)精油の成分
芳樟花893.JPG

テルペン系炭化水素dリモネン0.1%未満
テルペン系アルコールリナロール86%
エーテルサフロール0.20%
オキシド1,8シネオール0.50%
ケトンカンファー0.80%
比重0.878
屈折率1.4603
施光度-14.55

その他のハーブ


当園では芳樟以外にも数種類のハーブより天然香料を抽出しています。


レモンユーカリ43.JPG≪レモン・ユーカリ≫

Eucalyptus citriodora

オーストラリア原産、フトモモ科。

葉を水蒸気蒸留して抽出。主成分はシトロネラールで、昔から防虫や虫除けに使われてきました。筋肉痛にもよいと言われています。
葉を乾燥させてポプリにも使うことができます。




レモングラス9.JPG≪レモングラス≫

Cymbopogon citratus

熱帯アジア原産、イネ科。

葉を水蒸気蒸留して抽出。主成分はシトラールで爽やかなレモン様の香りが特徴。 生葉はハーブティーや料理にも利用します。

ハーブティーは消化不良に良いと言われています。また、タイ料理のトム・ヤム・クンに使うことで知られています。




ローズマリートレーリング4.JPG≪ローズマリー≫

Rosmarinus officinalis

地中海沿岸原産、シソ科。

葉を水蒸気蒸留して抽出。主成分は1,8シネオールで風邪の予防によいと言われています。 また、集中力・記憶力を高める効果もあると言われています。

生葉は肉料理の臭み消しに使います。クッキーなどの焼き菓子にも利用でき、とても香ばしく焼きあがります。当園で販売しているハーブクッキーにも使用しています。




カユプテ2.JPG≪カユプテ≫

Melaleuca leucadendron

東南アジアからオーストラリア原産、フトモモ科。

葉を水蒸気蒸留して抽出。ティーツリーの仲間です。

主成分は1,8シネオールで風邪の予防によいと言われています。ヴィックスベポラップの成分の一つです。




ローズゼラニューム5.JPG≪ローズ・ゼラニューム≫

Pelargonium graveolens

南アフリカ原産、フウロソウ科。

葉を水蒸気蒸留して抽出。主成分はゲラニオール、シトロネロールで不安を取りのぞく効果があると言われています。 ゼラニュームは数多くの品種がありますが、最も香りがよいと言われているのは「ブルボン種」です。

※ 時期により抽出していなものもあります。ご購入の際は事前にお問合せ下さい。